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2011年12月27日 (火)

クジラウォッチング(2) マッコウ鯨

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会員 五三 雅彌
遠い、日本の遙かなる地の果て、北海道知床半島の羅臼、その海東方約30キロ東先には、ロシヤに占拠されてしまっている北方領土・国後島が横たわる。この知床半島と国後島との間には、深さが20~30㎞の根室海峡の流れがある。毎年6月~10月まで、各種鯨が、餌を追って、この海峡にやってくる。この海原に約1時間ほど身を沈めた鯨が、水面に巨体を浮上させ、遙か2~3㎞先からも見通せる状況で、海水を吹き上げ、10分位海上を遊泳する。その姿は、極めてダイナミックである。この潮吹きを目標に、我々鯨ウォッチングの客を乗せた高速艇、民宿マルミ所有の「アルランⅢ世号」が、時速40㎞のハイスピードで、その潮吹き鯨に接近し、可能な限り尻尾の方が眺望できるような位置に着ける。間もなく、鯨は、躯体を上下に揺さ振りながら、水面を掻き分けるようにして海底に戻る。その潜り方は、頭を先にして海面にほぼ垂直に尻尾の方の海水を跳ね上げながらダイビング。その一連の姿は、見る者に、大いなる感動を与え、見終わった同乗者全員が、思わず拍手する。温泉を持つ、民宿マルミ(01538-8-1313)

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