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2009年5月11日 (月)

「ロータリーの友 あれこれ」

4月9日卓話要旨
ロータリーの友編集長 二神 典子氏
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RIの本部で編集・発行している『The Rotarian』は国際ロータリー唯一の機関紙です。『The Rotarian』のほかに、全部で31の地域雑誌がありますが、これらをすべて合わせたものを『Rotary World Magazine Press』と呼んでいます。
 ロータリーの地域雑誌には、RIの規則で幾つか守らなければならないことがあります。7月号のRI会長ご夫妻のお写真の掲載もその一つですが、毎月のことでは、『The Rotarian』の中から、幾つかの記事をそれぞれの言語に翻訳して載せなければならないということが決まっていて、ロータリーの公式の文献は全部英語で配信されますので、それをRIの日本語課のスタッフが日本語に翻訳しています。
 最近はRIのウェブサイトにも日本語が随分増えてきましたし、しかもそれが非常に早くアップされていますが、基本的にはそれぞれの国のロータリアンの考えや文化・法律に従って自由に編集・発行することが許されていて、『The Rotarian』をご覧いただくと、実は翻訳に関して3種類あることがお分かりになると思います。
 最も多いのは何も書いていないものでこれは私どもロータリーの友の事務所で翻訳を行っているものです。
 二つ目は、「翻訳提供・国際ロータリー世界本部」となっているもので、これは前述のRI本部にある日本語課の皆さんが、『ロータリーの友』のために翻訳しているものです。日本語課の皆さんが翻訳した原稿を、私どもで『ロータリーの友』用に言葉の使い方や文字の使い方を少し変えて掲載しています。
 三つ目は、「国際ロータリー公式訳文」となっている文章で、これは一字一句変えることなくそのままの文章を、『ロータリーの友』だけではなく、RIの他の文献にも載せています。
 日本で『ロータリーの友』が発刊されたのは1953年のことです。当初、日本には地区が一つしかありませんでしたが、1952年7月に地区が二つに分かれました。一つのときは『ガバナー月信』も一つだったので、日本中のロータリアンが情報を共有できていましたが、分裂後はそうもいかなくなりました。そこで、その後も互いに情報を共有して、コミュニケーションを保つために考えられたのが、『ロータリーの友』の発刊だったのです。その後、時を経るとともに、当初の目的であった日本のロータリアンのコミュニケーションを保つことに加えて、世界中にあるクラブの情報を提供するという役割が加わりました。今はほとんどの方がご自分のクラブが載っているときには『ロータリーの友』を読んでいるとおっしゃいますが、創刊当時は、遠くにある地区の様子を知るために読まれていたようです。当時のことはあまり知られていないので、甲府のパストガバナーであった高野孫左衛門さんに、当時を回想していただいて『ロータリーの友』の4月号に掲載していますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
さて、11月号から「グローバルアイ」というものが新しく掲載されていますが、最初に日本語課から送られてきたものを見ると、文字が多く、記事の内容もRIのトップダウン的な印象が強く、少しがっかりしました。そこで、私どもは悩んだ末に翻訳の見直しを行い、文章全体を「ですます調」に改めたり、文字を大きくするといった修正を加えてより皆様に読んでいただけるようにしました。
 最近は日本の皆様も、広報について意識されるようになってきましたが、そういう流れを受けて昨年作ったのが、『Rotary世界と日本』という小冊子です。5000部も出れば十分だろうと思っていたところ、その数倍出たことは嬉しい驚きでした。次年度は増強用に、新会員候補にターゲットを絞った、簡単に読んでいただける小冊子を作ろうと思っています。同じく会員増強については、著しく会員を増やされたクラブの会長さんにご出席していただいて座談会を行い、その様子を5月号に載せています。
 『ロータリーの友』は、私ども編集者だけで作ることはできません。皆様の活動や、お考えになっていることを私どもにお寄せいただき、初めて成り立つものなのです。すなわち、皆様は『ロータリーの友』について、購読の義務と同時に編集の義務も負っていらっしゃるということをぜひご認識いただき、今後一層ご協力をたまわりますよう、お願い申し上げます。
(国際ロータリー日本語課職員 岡田淳子様同行)

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