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2018年3月12日 (月)

「NPO法人親子はねやすめの今」

2月8日卓話要旨
宮地 浩太会員
(NPO法人親子はねやすめ 代表理事)

2014年より活動を開始し、その翌年NPOの法人格を取得し現在に至ります。みなさまの日頃の声援ご支援のお陰で、少しずつではございますが活動の輪が広がってまいりました。本日は、みなさまの応援・御支援で活動に膨らみが出てまいりましたことをご報告し、それを感じて頂けましたら幸いです。
また、本日ご出席の東京お茶の水RCの牛島会長、お茶の水RC様からも毎月募金箱を回して頂き、ご寄付を賜っております。この場をお借りして深く御礼申し上げます。
私たちは、ご家族が孤立疲弊しないように生きる力と勇気を持って欲しい、社会とのつながりを感じて欲しい、家族そろって出かけられる社会になって欲しい、ごきょうだい児があれば、対象のお子さんとともにたくましく育って欲しい、障害を持つ方々と、社会の壁・垣根を低くしていきたいという想いで活動をしております。 
主な活動は、5つです。
1.親子レスパイト旅行(実施7回・19家族・88名)
2.きょうだい児へのイベント企画(実施6回・48名)
3.音楽演奏会の提供・・・17回 ( 聴衆500名以上)
4.ご家族を理解して下さる個人・団体・地域の創出。現在、長野県筑北村の有志のみなさま・八寿恵荘のみなさま・仙台秋保温泉街にある某ホテルがございます。そして今年、新潟にございますリゾートホテルが加わります。北海道旭川のホテルも活動を賛同頂いており、資金さえ集まればいつでも企画を立案し実施へ向かわせることができるようになって参りました。目指す全国にはまだほど遠いのですが、確実に広がりを見せています。
5.ご家族を誘い出してくれる個人・団体・地域の創出。松本・安曇野地区の医療介護関係のご婦人たちによる活動「ほっとくらぶ」の誕生。そして本年春ごろ香川で活動を強化したいという団体よりお誘いを頂き、かかわりながら団体が自立・発信して下さるように協力をしたいと思います。
親子レスパイト旅行について、昨年はカシオ計算機(株)による協賛・協力による第6回旅行会やFM放送J-WAVEに出演の際に聴いて下さった市民社会創造ファンドよりご指名・助成を受け、初めて東北の地で第7回旅行会を実施することができました。
また、受け入れる地域の婦人会の方々による夕食の提供や、医療ボランティアとして埼玉医大の有名な教授や台湾からの女医さんもこの活動を台湾でも実施したいと参加くださいました。昨年より東京の大学から、親子はねやすめの活動にボランティアとして参加させたいとの申し入れがあり若干名ではございますが、きょうだい児向け企画や旅行会に参加頂いております。みなさまに支えられての活動に、徐々にではございますが確実に団体の信頼と期待とを感じてきております。心より感謝申し上げます。
私たちは、障がいのある方の存在は知るものの仕事の上でも、普段の生活においてもお会いするケースはとても少ないです。この日本において、障がいのある方の人口は約860万人だそうで、国民の約7%が何らかの障がいをお持ちであるという計算になります。
そして、親子はねやすめの主な対象となるお子さんは、約17,000人という数字が示されました。命を救われ、懸命に生きています。医療の進歩とともに今後、救われる命はますます増えていきます。とても嬉しいお話なのですが、社会的制度がまだ追いついていないことやどこまで対応できるかは疑問が残ります。今までにないタイプの障がいのあるお子さんと、親御さんのご苦労に社会がもっと寄り添い、同じ国民として支えていく必要があると考えています。ご家族の健康と笑顔は、重い障がいや病気と闘うお子さんにとって何にも代えられない支えです。同時に、ご家族が孤立疲弊しないことは日本の経済にとっても重要なことであることを私たちは常に意識し活動を続けてまいります。
みなさまの日頃からの応援、ご支援に心から感謝し、より活動を広げられるよう努力してまいります。今後とも温かく見守っていただければ幸いです。

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